必死に育ててきた我が子も、いよいよ小学校入学が迫ってきた…。
「就学相談が必要と聞いたけど、一体どんなことをやるの?」「いつから動くの?」など、年中・年長さんの親御さんは気になる頃合いなのではないかと思います。
障害のある息子を育てる私も、就学相談が始まるまでずっと心配でした。
このページでは、そんな私、とりもとが経験した就学相談の流れや内容について記録を残しておきたいと思います。
コロナの影響も多少ありましたので、ご参考になれば幸いです。
就学相談とは?
就学相談とは、小中学校への入学を控えた子(の保護者)を対象に、発達の特性や状態から、その子に合った就学先(特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室・通常学級など)や、学校生活を送る上で必要な支援について相談していくものです。
その第一歩は、多くは保護者が市町村の教育委員会に直接申し込むことで始まります。
就学相談、我が家のケースは?
我が家の息子は、就学相談当時
・自閉症、知的障害、聴覚障害の重複
・療育手帳あり
・特別支援学校を最初から希望。他はほぼ考えていなかった(※反省あり)
という状況でした。
我が家は、よくは分かってはいなかったものの、「就学相談に行くこと」そのものは自然なことと受け止めていました。
息子の障害の程度がわりと重かったことと、周りの知り合いや先輩方も、通常学級・支援学級・特別支援学校いずれの就学にかかわらず皆、就学相談を経験していたためです。
お子さんの状態や、所属するコミュニティによっては、就学相談についてはまた別の景色が見える場合もあるのではないかと思います。
そのため、この記事では、我が家の実体験をベースに、就学相談の流れについて記録していきたいと思います。どうぞご了承くださいませ。
市町村によって就学相談の方法が違うこともある
就学相談は、市町村によって申し込み方法や流れ、時期などが違う場合があります。
初歩的ですが、まずは「お住まいの市町村」「就学相談」で検索されることをオススメします(このページをご覧になる方はとっくに実践されていると思いますが…^^;)。
就学相談の詳細やQ&Aをホームページに載せていたり、PDFなどで就学相談のしおりを配布していたりする所もあります。
私自身、色々な地域の先輩方から就学相談の経験を口コミで聞きまくっておいて、いざ自分が臨むことになったら、地元の市では聞いた話と事情が違って拍子抜けした経験がいくつかありますので…。
就学相談はまだまだ先だよという方も、ぜひ一度お住まいの市町村のページを閲覧してみてください。
就学相談の流れ、具体的な内容は?【経験談】
就学相談の流れを、大きく4つのステップに分けてまとめていきます。
我が家の超個人的な情報付きです^^;
Step1:就学相談申し込みから顔合わせまで
1.就学相談の申し込み
お住まいの市町村の教育委員会に、就学相談の申し込みをします。
就学相談の申し込み方法
就学相談の申し込みは、市町村によって方法が異なります。
・相談を受け付けている窓口に、保護者が直接申し込みの電話をする。
・相談を受け付けている窓口に行き、保護者が申込書を提出する。
・通園中の幼稚園や保育園を通じて申し込む。 など…
就学相談の窓口は、「教育センター」「特別支援教育センター」「特別支援教育相談センター」などなど…。規模の大きい市だと、地域で窓口が分かれていることもあるので、確認しておかれると良いと思います。
我が家の市は、電話で申し込みのパターンでした。
就学相談の申し込み開始時期
これも市町村によって異なります(しつこくてすみません汗)。
一般的には、就学を翌年に控えた年(年長の年)の春からになります。
我が家の市では、年中の3月から受付開始でした(3月の最初の平日、9時になるのを待ってソッコーで電話を掛けた記憶…)。
知り合いの別の市では、職員の異動が済んだ4月から受付開始であったり、5月のGW明けから受付開始だったりする所もありました。
時期になると、市町村の広報にもお知らせが載りますが、その前に(心の準備も含めて)動き始めていた方がベターですので、ホームページ等でぜひご確認ください。
就学相談申し込み時に聞かれたこと
私が申し込みの電話の時に聞かれたことは、以下です。
1.生年月日、学年(翌年度の就学予定者であるかどうか)
2.現在の通園先、担任の先生の名前
3.障害者手帳・療育手帳を持っているかどうか
4.障害や疾病の診断名(ある場合)
5.通院している病院名と診療科
6.主治医の名前(これは、息子が市の療育センター付属の小児発達外来に通っていたために聞かれました)
7.小学校の学区
8.本人のコミュニケーション状況(意思疎通できる手段は何か、音声の発語はどれくらいかなど)
9.本人の身辺自立の状況(トイレ・食事・着替えなど)
10.アレルギーはあるか
11.今回の就学相談は、園から勧められたのか(相談に繋がったきっかけ)
12.発達検査をしたことがあるか
13.今の時点での、就学希望先はどこか
一問一答のような形で簡潔に答えた後、今後の相談の流れについて簡単な説明を受けて終了しました。20分くらいの電話だった記憶です。
2.集団説明会が設けられている所もある
市町村によっては、これから始まる就学相談の流れについて、集団説明会を開催する所もあります。私の市でも説明会が予定されていましたが、コロナ感染拡大のため中止になりました。
残念でしたが、説明自体は個別に十分していただけたので、不便はなかったです。今後も、大規模な説明会は難しくなっていくかもしれませんね。
3.就学相談の担当者の決定
申し込みの時にお伝えした状況をもとに、相談の担当者が決定します。
コロナ状況下だったので例年より遅くなったとのことでしたが、我が家の場合は、5月の中旬に担当の方からの連絡がありました。このとき、初回面談の日程が決まりました。
ちなみに息子の担当になった方は、前年まで特別支援学校の校長先生をされていた(定年かな?)という、物腰のとても柔らかな男性の先生(以下、A先生とします)でした。
同じ市のお友達の担当になった方は、大学の付属の支援学校で教員をされていたという、気のいい兄ちゃん風の快活な先生(B先生とします)でした。
4.初回の面談
担当者が決まったら、相談機関にて最初の面談があります。
我が家の場合、6月上旬の平日に、園をお休みして出向きました。本人の様子を見ていただくため、子連れです。
6月は支援学校の学校公開などが始まる時期なので、本来なら初回面談はもう少し早い時期の方が安心かもしれません(実際、コロナのために遅くなってしまってすみませんと言われました)。
面談で必要だったもの・他持ち物
申し込みの時や面談の日程を決めるときなどに個別に案内があるかと思いますが、我が家はこんなものを持参しました。
・母子手帳
・障害者手帳、療育手帳
・過去に実施した発達検査の結果
・医師の診断書や意見書
・これまでに書いた書類のコピー(療育開始時や他の機関に相談した時の書類のコピーなどがあれば。乳児期のことは忘却の彼方だったので質問に答えるときの参考にできました笑)
簡易的な検査
面談冒頭、本人の集中力が比較的保たれている間に、机上でできる簡易的な検査を(発達検査や語彙検査で行っているものと同様ですね。詳しく書くとあまり良くなさそうなので割愛します^^;)行っていました。
(息子の場合は、「やろうとしたが測定不能でした」みたいな感じでしたが;)
発達検査をするのかどうか?
就学相談の過程で発達検査を実施するかどうかは、やはり市町村やその年の状況によるところが大きい印象です。
個人的に聞いた話の中では、発達の程度にかかわらず全員実施が前提の所もあれば、就学先に迷うようなケースや必要そうなケースにのみ実施する所、保護者が希望しないと行われない所等、それぞれでした。
私も、先輩から体験談を聞き、発達検査をしてもらえるとワクワクして行きましたが、実施されず肩透かしでした^^;
息子については、簡易検査での様子や療育手帳の所持で、一目瞭然だったからかなと思います。尋ねてみると、基本は簡易的な検査のみですが必要があれば実施しますとのことでした。
ただ、同じ市の複数のお友達も、支援学校希望・地域の小学校希望にかかわらず同様の状況であったそうなので、もしかしたらコロナで日程が詰まっていた事情もあったかもしれません。
過去に発達検査を実施したことがある場合は、結果のコピーなど持参するとスムーズです。
保護者からの聞き取り・行動観察
・家族構成や家族それぞれの状況
・本人の生育歴
・医療機関や療育機関などの通院・通所歴
・本人の家庭や園での様子
・本人の好きなことや得意なこと
などについて聞かれます。答えた内容をもとに、調査票が作成されていきました。
私が担当の方(A先生)とお話している間の息子はというと、もう一人の方(B先生)が見守りをして下さっていました。息子はかなりの多動児なので心配でしたが、さすが就学相談なだけあって対応は織り込み済みの様子でした。
このとき、B先生が息子の行動の特徴や特性について観察をされていたようです。(時折、廊下や部屋の物陰から「あっ、あ~」などのB先生の声や不穏げな爆音が聞こえましたが…汗)
集団の場での本人の様子については、後日通っている園に直接出向いて見に行きますと仰っておられました。
現時点での就学先の希望の確認
本人の様子についての聞き取りのあと、現時点での就学先の希望の確認がありました。
希望によって、面談や見学など、今後の就学相談のスケジュールが決まってきます。
<見学>
希望の就学先を中心に、見学の予定を組んでいきます。
我が家の市では、地域の小学校(通常級・支援級ともに)を見学する場合は、教育委員会が見学の日程調整をしてくださるとのことでした。
県立の支援学校の場合は、管轄が違うので、申し訳ないけれど保護者自ら学校に見学の申し込みをしてほしい、との説明を受けました。
<面談>
二つ以上の選択肢で迷っている場合や、見学や検査などで判断材料をもう少し集めて方向性を決めたい場合などには、複数回、面談の設定がされることもあるそうです。
我が家は、「支援学校希望」一本でほぼ固まっていたことと、本人の状況も明らかだったため、次回の面談は希望先を最終決定するタイミングで行いましょう、ということになりました。
見学はこれから自由に行ってみてくださいとのことでした。先生方もお忙しいので、つまり放牧です。笑
Step2:学校見学へGOGO
5.それぞれ見学~夏休みを避けて~
就学希望先を決めるにあたって、それぞれの学校の見学や説明会に出向くことになります。
見学の申し込み
初回の面談が終わってすぐ、支援学校の見学を申し込みました。
例年であれば、6月に実施される説明会や学校公開に申し込みをすれば良かったようです。しかし、この年はコロナの影響で軒並み中止になっていたため、学校に直接電話をし個別に見学対応してもらえることになりました。
学校によっては、我が家の学区の支援学校のように1組ずつ個別に組む所もあれば、日時を設定して1日に数組ずつ案内する所もありました。学校の規模の大きさや入学希望者の見込み数などによって、色々だった印象です。
支援学校の見学時の対応
我が家の学区の支援学校では、コロナ対策のため、感染防御の難しい子ども本人の見学は不可。見学者は一家庭につき大人1名のみ、ということでした。
ただ、大人の人数については、感染対策ができるようであれば相談可とのことでしたので、支援学校を見た経験がない父親(夫)も参加させてもらえることになりました。
当日はコーディネーターの先生が付きっきりで、午前の時間いっぱい使って詳しく説明をしてくださいました。
印象的だったのは、支援学校側が次年度の入学を希望されるだろう家庭の数を概ね把握しておられたことです。同級生が○人くらいになりそう、ということがこの段階で分かるのは、検討の材料としてとても助かるなと思いました。
見学の日程調整
我が家の見学は支援学校のみでしたが(息子は障害が重複してあるので、障害種によって2校見に行っています)、よほど希望が確定していない限りは、「支援級と支援学校」など、複数回にわたって見学に足を運ぶことになります。
また、ご家庭によっては、引っ越しの可能性も踏まえて複数の学区の小学校を見学したいということもあるかと思います。
当然ながら、夏休み中は学校の見学はできないので、5~7月か、2学期以降に見学することになります。学校によっては2学期は行事で忙しくなることもあるので、見学期間は余裕を持って見積もっておくとベターです。
6.就学相談担当者が行動観察に来る
保護者が学校の見学に回るのと同じくらいの時期に、就学相談の担当者が子どもの園での様子を見に来ることがあります。
我が家の場合は、7月初旬に園に見に来てくださいました。就学相談担当と園との直接のやり取りになりますので、保護者はノータッチでした。
この頃、発達検査を、園や療育センターなどで個別に行っているお友達もいました。
(※我が家は就学相談では発達検査不要だったのですが、悔しいので(?)6月に通所中の児童発達支援に自費でお願いし、7月に実施してもらっています^^;)
7.放課後等デイサービスの情報集めもこの頃から
就学先の検討と合わせて、放課後等デイサービスの利用を予定している場合には、この頃から少しずつ情報集めをしていきます。
市役所を回って事業所一覧やパンフレットをもらったり、相談支援員さんに情報を聞いたり、就学先の学校の周りをうろついたり笑、ネット検索で新設の事業所がないかこまめにチェックしたり…。
私も周りも1学期が終わるあたりから、負担になりすぎない程度に、少しずつやっていました。
Step3:就学希望先を決定
8.就学先の意思決定を伝える面談
検討している学校・学級の見学を終え、家族間で話し合いがまとまったら、最終的な就学先の希望を伝えるための面談を行います。
我が家は、7月下旬に面談をしました。早い方だと思います。
周りでは9~10月頃が多く、最も迷ったご家庭では年内ギリギリといったこともありました。
行動観察も済んでもう子どもを連れて行く必要はないので、保護者一人で行ける1学期中にセッティングしてもらいました。
担当の方に教えてもらいながら、就学先の検討をする会議に上げる書類を作成します。
就学先を希望する根拠(志望動機)のような文章を書く必要があったのですが、私がとりとめもなく述べたことを、担当者の先生がすごく素敵な文言に仕上げてくださいました。笑
就学先の希望については、我が家は100%親の意向です。
子ども本人が「ここに行きたい」とか言ってくれると、本当は良いのでしょうが…残念ながらそういった意志表出はまだまだ難しい状況だったので、本人の表情や様子を見て決めました。
本人の希望があるかどうか等によっても、決断にかかる時間は人それぞれ。正解はない、難しい選択だとつくづく感じます。
9.判定会議(就学支援委員会)
市町村の教育委員会にて専門家の先生方が集まり、保護者の希望も踏まえつつ、子ども本人に最も適していると思われる就学先の判断が行われます。
我が家の市では、9月・11月・1月の3回実施されていて、最も早いタイミングが9月でした。就学先に迷う場合は、1月の会議に間に合う年内まで待ってもらえるとのことでしたが、我が家はとっとと決めたかったので9月の委員会にかけてもらいました。あとは結果を待つのみです。
10.通知が来る
就学支援委員会での判断の結果が、手紙で通知されます。
我が家は、9月30日付けで審議結果の通知が届きました。
「特別支援学校で、障害の特性に応じた学習を行うことが望ましい」との結果です。
通知の結果どおりの就学先に行かなければならないのではなく、あくまでこの結果を踏まえての保護者の意向で決定するということなので、再び面談をする必要があります。
通知の手紙が届くのと同じ頃に、就学相談の担当の先生から電話連絡があり、次回面談の予定が10月中旬に決まりました。
11.通知の結果を受けて面談
10月中旬、我が家は3回目の面談を行いました。
支援学校との判断結果を受けて、正式に支援学校を希望する旨の書類を作成しました。
県立の支援学校を希望するので、市町村の教育委員会から都道府県の教育委員会に報告されることになります。
この時の面談は、もう方向性も決まっていたので、非常にあっさりと終わりました。
教育委員会側も、他に検討中のご家庭もたくさんある中で、就学時検診でピックアップされたお子さんの相談が新たに流入してくる時期ということもあり、我が家のようなシンプルなケースはとっとと片付けたい雰囲気がありました。笑
私自身も、この頃は放デイ探しや就学時検診のことで頭がいっぱいだったのでお互い様だったのですが…^^;
ちなみにこのとき、サポートブックについての書き方の説明がありました。
就学相談担当の先生と直接お会いしたのは、この時が最後となりました。
丁重にお礼をお伝えしつつエレベーターの扉を閉じたとき、ちょっと寂しかったです。笑
Step4:就学の手続き
11.就学時健康診断
時期が少し前後しますが、9月末、就学時健診の案内の手紙が届きました。
就学時健診の時期は10月~11月、我が家の学区の小学校は、10月末の日程でした。
地域によって違うと思うのですが、当市では、支援学校に入学する予定者であっても、就学時の健診については地元の小学校で実施する決まりでした。
…が、あれやこれやあって、我が家は就学時診断をパスしました(やらなかった)。
障害児の就学時健診については、取り扱いが本当に地域によって・また小学校によってまちまちです。就学相談担当者や、学区の小学校に確認されると良いと思います。
12.就学相談会(支援学校)へ行く
※ここから先は、100%我が家の経験談になります。^^;
就学予定先の学校により、時期や内容などが異なります(それぞれ、学校側から個別に案内が届くことになると思います)。
いち支援学校入学者の体験として、目安にご覧ください。
さて、地域の小学校には無いプロセスですが、我が家は12月上旬に、希望先の支援学校にて「就学にかかる相談会」に臨みました。
日時は学校の指定で、案内がひと月ほど前に郵送で届いています。
就学相談会では、保護者と子どもで別室に分かれ、保護者は面談、子どもは集団で遊ばせたり先生と個別にやり取りしながらの行動観察が実施されました。
面談では、就学相談の初回の面談の時と同じようなことを聞かれました。就学相談で聞かれた内容をサポートブックにまとめて持っていったので、それなりにスムーズに答えることができました。
時間は9時頃~13時半頃まで。お昼を挟むので、行き帰りを含めるとほぼ一日仕事です。
お弁当を持参し、食べているときの様子も先生方が観察されていました。
息子は早々に集中が切れ、午前中から校内を走り回っていたので親子ともにクタクタになりました。泣
13.入学通知書が届く
県の教育委員会より、支援学校の入学を知らせるお手紙が届きます。
我が家は1月末日付けで「入学期日及び学校指定通知書」が届きました。入学先の学校名と学年、入学期日(翌年度の4月1日)が記載されています。
「入学届」の書類が同封されており、学校に提出すると入学の手続きは完了です。
我が家の場合、入学届は郵送の必要はなく、このあとの「入学説明会」に出席した時に直接提出すれば良いとのことでした。
14.入学説明会(支援学校)へ行く
2月末に、支援学校にて入学説明会に出席しました。入学日の日程や、入学に際して準備しておくものなど、具体的なお話がありました。
入学届の書類も、このときに提出しています。
この日の説明会と入学届の提出をもって、私の就学相談は「終わった!!!」と実感しました。
あれやこれや心配が尽きなかった息子…。
幼稚園にもう一度入れ直したいと思ったくらい心配だった息子が、確実に学校に入れると確信できて、とても安心したのを覚えています。
実際はこのあと、入学時の持ち物準備に追われ始めるわけですが…笑
就学相談はいつから動けばいい?コロナの影響はある?
ご覧いただいたように、市町村によって、またどの学校に就学希望したいのかによってもルートが変わります。
一般によく言われることですが、就学相談については、やはり年中さんになった年のあたりから気にしておかれると良いと思います。
市町村の案内ページを見たり、支援学校のホームページをこまめに見たり…など小さなことからでも十分です。
もし学校公開があるなら、毎年覗くだけでも良いです。
初めて見に行った時は「質問ありますか」と聞かれてもパッと思いつかないものですが、回数を重ねることで、分からないことが分かるようになったりします。
ただ、最近は、コロナの影響で「翌年に入学を検討しているご家庭しか参加できない」と言われることも多いのが悲しいところですが…(T-T)
コロナ禍では、緊急事態宣言の発令や感染状況によって予定が流れたり、教育委員会のお仕事が押したりすることもあります。
我が家も予想外に待たざるを得なかったこともありました。
ご家庭内で話し合うのも時間が必要ですし、医療や療育関係者などにアドバイスを求めることもあるかと思います。
また、気持ちが変わることも当然あり得るので、余裕を持っておくに越したことはないです。
私はかなり心配性で、ここに書いていないことも含めて、家族に笑われるほど前のめりに行動していましたが、それについては後悔は全くありません。
早い分には、「すみませんが△月まで待ってください」等と言われるだけなので…(色んな所で何回も言われました笑)。
お子さんのために、納得の行く就学準備ができますことを祈っております!
よろしければこちらもご覧ください!