障害のあるお子さん(発達障害・知的障害・身体障害など)のランドセル選び。「軽くて背負いやすいのがいいな」「リュック型でもいいのかな?」「オーダーメイドは必要?」——我が家もさんざん迷いました。
この記事では、年中・年長で実際にランドセルを選んだ母が、一般のランドセル・オーダーメイド・リュック型・新発売のインクルーシブデザインまで合計18点を、価格・重さ・特徴で徹底比較します。お子さんに「ぴったり」の1つを見つけるためのガイドとしてご活用ください。

我が家は、年長のときにこの候補の中から「ふわりぃのランドセル」を選んで購入。低学年の間は問題なく使えていました。
数年後、電車通学になったタイミングで「リュック型」に買い替え。お子さんの成長や生活の変化に合わせてステップアップする選び方も、障害のあるお子さんにはおすすめです。


一般のランドセル
まずは、一般的な革(人工皮革)のランドセルから。
ランドセルの利点は、
といったものがあります。
長年使っていてもへたらず、教科書も傷みにくい(息子は教科書使ってないので、それほど気にしなくて良いのですが笑)ことや、
何より箱型で一目で中身を確認でき、荷物の出し入れがしやすいこと
などがランドセルの良い点かなと思います。
素材の特性上、良いものはそれだけ高くなっていきますが、前年度以前の型落ち品でも良ければ、ネット通販で2万円前後から手に入るものもあります。
我が家の息子の入学予定校(支援学校)はリュックでも可ということだったので、ランドセルの検討候補は少なめです。



最後までリュック型と迷ったあげく、
我が家は「ふわりぃ」の軽量ランドセルの型落ちモデルを通販で購入しました。
ネックは、しっかりとした作りゆえの重さ・厚みなどの身体への負担の心配と、お値段でしょうか…
息子は何だかんだランドセルを喜んで使っていますが、体育のあった日や週の後半などの帰宅時は、やはり背負っていてしんどそうです。
電車やバスを利用する場合に、かさばってしまうのも少し気になるところです(これは遠方の通学が多い支援学校ならではですかね…)。
お子さんの身体面のご様子や通学方法などと合わせて、検討されてみてください。
1.ふわりぃランドセル(協和)


創業1947年の老舗カバンメーカー・株式会社協和が手がける「ふわりぃランドセル」。協和は業界に先駆けて障害のある子向けのランドセル作りに取り組むなど、子どもを大切にする姿勢で知られるメーカーです。最軽量モデル「レジェランド」は約880gと、革(人工皮革)製ランドセルとしては業界トップクラスの軽さ。他にも990g以下の商品が複数という、ランドセルとしては最軽量のラインナップがそろっています。「ランドセルは重い」という通説を覆したこの軽量化も、子どもの負担を減らしたいという想いから生まれたものです。
豊富なシリーズ展開とカラーバリエーションで、お子さん一人ひとりに合った1点を選べるのが大きな特徴。最軽量モデル「レジェランド」のほか、シンプルラインの「マイフレンド」、大容量×軽量の「グランコンパクト」など、複数のモデルラインナップから選べます。
- 最軽量モデル「レジェランド」は約880g、革製ランドセルとしては業界トップクラス
- 人工皮革素材で耐傷・撥水性◎、お手入れ簡単
- チェストベルト標準装備で体幹に不安があっても安定して背負える
- A4フラットファイル&タブレットPC対応の大容量設計
- のび〜るポケットでマチを拡張可能
- 業界標準の6年保証で長期使用も安心
| 価格 | 税込43,780円~(モデル・カラーなどによる) |
| 重さ | 880g~1,270g程度 |
| 素材 | 人工皮革(耐傷・撥水) |
| 公式サイト | https://fuwarii.com/ |
ふわりぃは、革(人工皮革)製ランドセルとしては業界トップクラスの軽さと、6年保証の安心感を両立した1点です。
最も軽いモデルは「レジェランド」(約880g/税込¥63,800)で、リュック型と比べても遜色ないほどの軽さです。
協和では別ラインで「障がい児用オーダーメイドUランドセル」も展開しているので、より細かい配慮が必要なお子さんは別途検討いただくのもよいかもしれません(後ほど別項目でご紹介します)。
体幹やバランス、体力など身体面に心配のあるお子さんにとって、軽さはとても大切な要素になります。
ランドセルを買ってあげたい、けれどなるべく軽いものにしたいという方にはオススメの選択肢です。
2.天使のはねランドセル(セイバン)
1919年創業のセイバンが手がける「天使のはねランドセル」は、小学生の男女全学年で長年シェア上位を保ち続ける、ランドセルの定番ブランドです。
最大の特徴は、肩ベルトの付け根にはね型の樹脂パーツを内蔵した「天使のはね」構造で、肩ベルトを根元からしっかり立ち上げて背中との密着度を高め、重さを「軽く感じる」設計になっています。
息子の就学時にはなかったのですが、現在は「スゴ軽 エアーⅡ」という890g~の軽量のラインナップも登場しています。
他、背負いやすさに特化した「スゴ楽」、価格帯50,600円~のシンプルモデル「ユアメイト」から8万円台の「スゴ軽」まで幅広く、家計や状況に合わせて選べる幅広さも魅力です。
- 肩ベルト付け根に樹脂パーツを内蔵した「天使のはね」で立ち上げ構造を維持
- 左右が連動して開閉する「連動式背カン」
- 軽量モデル「スゴ軽 エアーⅡ」は約890g(ブランド最軽量)
- マグネット式錠前でワンタッチ開閉ができ、操作性◎
- 業界標準の6年保証で長期使用も安心
| 価格 | 税込50,600円~8万円台が中心(早割で1割引あり) |
| 重さ | 890g~1,550g程度 |
| 素材 | クラリーノ系人工皮革(軽量・耐久・撥水) |
| 公式サイト | https://www.seiban.co.jp/ |
「天使のはね」は、肩ベルトの「立ち上げ構造」と「連動式背カン」が特徴のブランドです。背中との密着度を高めて体感重量を軽くする設計は、長距離通学のお子さんや、体格が小柄なお子さんにとって心強い選択肢かと思います。
2023年9月発売の「スゴ軽 エアーⅡ」(約890g/64,900円)は、従来の軽量モデル「スゴ軽」よりもさらに100gの軽量化に成功した、人工皮革ランドセル最軽量クラスのモデルです。
マグネット錠前で開閉が簡単なので、手先の操作に時間がかかりがちなお子さんにも扱いやすい設計となっています。ただし軽量化のために「ひねピタ(下ベルトに形状保持プレートを内蔵)」「背中Wクッション」など上位モデルの一部機能はあえて省かれています。お子さんに必要な機能は何かを、事前に整理しておくと選びやすくなります。
「スゴ軽」以外にも、お子さんの体にフィットする機能に特化したモデル「スゴ楽」(約1,250g/74,800円)シリーズもあります。柔らかい背あてや、肩によりフィットした形状の肩ベルトなど、背負いやすさに工夫がされています。重さは1,250gと標準ですが、数字上の重さ以上にお子さんが背負いやすいかどうかにフォーカスしたいご家庭にとっては有力な選択肢になると思います。
公式オンラインショップでは、早割(春~秋/2027年モデルは10/4まで)で1割引になります。ご検討の方はチェックしてみてください~。
3.フィットちゃんランドセル(ハシモト)


株式会社ハシモトBaggageが手がける「フィットちゃんランドセル」は、ランドセルの国内製造販売本数No.1を誇る、業界を代表するブランドのひとつ。
最大の特徴は、肩ベルトを25°立ち上げる独自構造の「フィットちゃん背カン」で、肩への負担を軽減する設計です。上位モデルには、肩ベルトの裁断面を生地でくるんでさらに圧力を軽減する「楽ッション」が搭載されているものもあります。背負い心地の良さで業界に定評のあるブランドです。
現行モデルはおよそ全230種類・100色と、業界でも屈指の選択肢の多さも魅力。
最軽量モデルは「フィットちゃんベーシック超軽量」(約880g/¥62,700)、次点に半カブセタイプの「ゼロランド」(約940g~/税込¥60,500~)で、他メーカーと同じく軽量化を実現しています。
また、ランドセルの形を保ちながらリュックの特徴を持つハイブリッド型として、「ゼロリュック」(約1,100g/税込¥57,200)モデルも2024年から新登場しています。
- 「フィットちゃん背カン」で肩ベルトを25°立ち上げ、肩への負担を約50%軽減
- 上位モデル搭載の「楽ッション」で、さらに肩への圧力を約30%軽減
- 3方一体強化プレートで耐久性◎、6年使ってもヘタりにくい
- 最軽量モデル880g/ゼロランド940g台など、モデル別に軽量化
- 業界標準の6年保証で長期使用も安心
| 価格 | 税込55,000円〜8万円台が中心(早割で1割引あり) |
| 重さ | 約880g〜1,300g程度(モデルによる) |
| 素材 | クラリーノ系人工皮革(軽量・耐久・撥水) ※「ゼロリュック」のみ人工皮革+CORDUARA®(コーデュラ®) |
| 公式サイト | https://www.fit-chan.com/ |
フィットちゃんのなかでも特に注目したいのが、「フィットちゃん背カン」と「楽ッション」のセット搭載モデルです。背カンの25°立ち上げで体感重量を軽くし、楽ッションで肩への当たりをさらに軽減する組み合わせは、「重さ」だけでなく「重さの伝わり方」を考えてくれるフィットちゃんの代表的な工夫です。セイバン(天使のはね)の工夫とは感触がまた違うので、ぜひ実際に手に取って比べてみていただけると良いと思います。
数あるシリーズの中で、軽さ重視のお子さんには、「フィットちゃんベーシック超軽量」(約880g)や、半かぶせタイプの「ゼロランド」(約940g)が候補に入ります。
・軽さにこだわりたいなら最軽量の「フィットちゃんベーシック超軽量」(約880g)
・軽さと楽ッションの両方取りをしたいなら「ゼロランド」(約940g)
・楽ッション+リュックの風合いも求めるなら「ゼロリュック」(約1,100g)
・軽さを意識しつつ価格を抑えたいなら「フィットちゃんベーシック軽量」(約1,050g)
あたりから検討するのもおすすめです。
※「フィットちゃんベーシック」シリーズは、超軽量・軽量ともに楽ッションは無いのでそれだけご注意を~。
価格は5万円台〜9万円台が中心ですが、早割(毎年9月下旬頃/2027年モデルは9/30まで)で1割引になります。ご検討の方は早めに公式サイトをチェックしてみてください〜。
障害児向けに考えられたランドセル
障害のあるお子さん、手先の細かな動作が苦手なお子さん、忘れ物が多いお子さんなど、「困りごと」を出発点に開発されたランドセルがあります。
従来のランドセルでは「使いにくい」と感じていたお子さんの選択肢が、年々広がっています。
ここでは、考え方の違う2つをご紹介します。お子さんに合わせて細かくパーツを組み合わせられるタイプと、最初から多様な利用者の視点を取り入れて作られたタイプ。それぞれに違った魅力があるので、お子さんの状況に合わせて検討してみてください。
4.障がい児用オーダーメイドUランドセル(協和)


先にご紹介した「ふわりぃランドセル」を手がける株式会社協和が、業界に先駆けて続けてきた取り組みが、2000年発売の「障がい児用オーダーメイドUランドセル」です。
お子さん一人ひとりの体格・特性・通学スタイルに合わせて、職人がひとつずつ手作りで仕上げる、まさに「世界にひとつ」のランドセル。
「すべての子どもたちにランドセルを背負って通学してもらいたい」という志のもと、肢体不自由児の父母の会と協力しながら毎年改良を重ね、これまで累計1万人以上のお子さんに使われてきたそうです。 その歩んできた歴史の長さと深さに、障害児を育てる親として感謝するばかりです。
公式サイトでシミュレーションをしながら、一つひとつお子さんに合う機能やパーツを組み合わせていく、オーダーメイド形式のランドセルです。
- 2000年から続く、業界初の障害児向けオーダーメイドランドセル
- 3つの基本型から選べる(A:縦型全カブセ/B:縦型半カブセ/C:横型・車いす対応)
- 約750gから仕上げ可能(オプション選択次第で革製ランドセル最軽量クラス)
- 留め具・肩ひも・ファスナー・車いす用ループなど、特性や使い方に応じたカスタマイズ
- 公式サイトでオンラインシミュレーション&注文が可能
- 全国13店舗で実物の試着・見学、自宅でも貸出サービスが利用できる
| Aタイプ (縦型・全カブセ) | Bタイプ (縦型・半カブセ) | Cタイプ (横型・車いす対応) | |
| 価格 | 税込47,300円〜 | 税込46,200円〜 | 税込45,100円〜 |
| 重さ | 約800g〜 | 約750g〜 | 約830g〜 |
| サイズ | 幅23.5 × マチ12.0 × 高さ30.5 cm(内寸) | 幅23.5 × マチ12.0 × 高さ30.5 cm(内寸) | 幅34.5 × マチ12.0 × 高さ25 cm(内寸) |
| 素材 | クラリーノ系人工皮革(軽量・耐久・撥水)/オプション素材・パーツも選択可 | ||
| 留め具 | ワンタッチマグネットロック/マジックテープから選択 | ||
| 公式サイト | https://fuwarii.com/pages/order_urand | ||
Uランドセル最大の特徴は、初めに基本の型を選び、お子さんに必要なオプションを組み合わせていけることです。
基本の型は、以下の3種類あります。
A:全カブセタイプ(800g~/47,300円~)
B:半カブセタイプ(750g~/46,200円~)
C:よこ型・車いす対応タイプ(830g~/45,100円~)
息子の学校のお友達は、このオーダーランドセルの子がとても多いです。
装飾パーツを省いたり、重みのあるパーツを変更したりして軽量化しているお子さんが多く見えます。ランドセル本体は普通のクラリーノ、肩ベルトだけリュックのようなポリプロピレン素材(「カジュアル肩ひも」)に変更しているお子さんもいます(これは正直うらやましいと思ってます笑)。
他にも、お子さんの状況に合わせて
・開け閉めが簡単な「マジックテープ」や、磁石の力で閉まる「ワンタッチマグネットロック」を選択
・車いすに掛ける運用なら「車いすフック用ループ+車いす固定用ベルト」
・ファスナー部分の開閉がしやすいよう取っ手に大きなループをつける
などなど、一般のランドセルでは難しい細かな調整も可能なのが大きな魅力です。
公式サイトの注文シミュレーションのページで、値段や総重量をリアルタイムで確認しながら選択を進められます。これだけ細やかなオーダーメイドだとコストも相当かかると思うのですが、「すべての子どもたちにランドセルを」との理念のもと、一般のランドセルと変わらず安心して購入できるよう価格が抑えられています。
「できればランドセルを使わせてあげたい、でも今までのランドセルでは難しそう…」と感じている方には、ぜひ一度試していただきたいシリーズです。
注文はオンラインでシミュレーションをしながら進められますが、実物を手に取って試したい場合は全国13か所の直営店で見学・試着が可能です(完全予約制)。
直接の来店が難しい場合も、ランドセルお貸し出しサービス「おうちでラン活」があります。
受注生産につき納期は通常より長めにかかるので、早めのご注文がおすすめです。
注文締め切りは2回あり、1回目が9月末、2回目が1月初頭とありますので、就学相談の合間にお早めにご検討ください~。
5.ぴったセル(フットマーク)★2026年4月新発売
2026年4月23日にフットマーク株式会社から発売された、ランドセルリュック「ぴったセル」。
フットマークは1946年創業の老舗で、水泳用品や通学リュック「ラクサック ジュニア」(この記事の後半でも紹介)でも知られています。
「ラクサック」の販売の実績や利用者の声をもとに「インクルーシブデザイン」として開発され、このたび2026年4月に満を持して発売となった最新の1点です。
手先が細かい動作が苦手なお子さん、忘れ物が多いお子さん、力の調整が苦手なお子さんなど、それぞれの「困りごと」に配慮した設計が特徴です。
- ファスナーを一切使わない磁石式開閉(カブセを持ち上げるだけで開閉◎)
- 中身が一目で見えるメインポケット(仕切り付き、整理整頓しやすい)
- 3D肩ベルト+背面パッドで肩・背中・腰の負担を分散
- チェストベルト標準装備で体幹に不安があっても安定して背負える
- 別売りのカスタムフラップ(4色)で気分転換・色替え可能
| 価格 | 税込29,700円 |
| 重さ | 1,250g |
| 容量 | 11L |
| サイズ | 高さ35cm × 幅27cm × 厚さ19cm |
| 素材 | 本体:ポリエステル100%(撥水加工)/フラップ:塩化ビニル樹脂 |
| カラー | 全5色(ミント/ラベンダー/ピンク/ネイビー/ブラック) |
| 保証 | 3年保証 |
| 公式サイト | https://pittasel.jp/ |
「ファスナーが苦手」「整理整頓が苦手」「忘れ物が多い」など、お子さんの「困った」にダイレクトに応えてくれる商品です。
特にファスナーのない、磁石式開閉は当事者ニーズから生まれた機能とのこと。引き手を引っ張ることでフラップ(かぶせ)が浮き、あとは「めくる」のみの動作で楽に開閉できます。最初の片手で引っ張る動作ができれば、あとは握力や指先の細かい操作は不要です。公式サイトに開閉の様子が載っていますので、チェックしていただけると良いかと思います。
一方で、重さは1,250gと一般のランドセル相当にあります。軽量重視の方は他のリュック型のほうが選択肢が多いですが、磁石式開閉や中身の見やすさはぴったセルならではの価値です。背負い心地などご検討の際には、無料の貸出サービスを利用されると良いかと思います。
ぴったセルの開発ストーリーは障害児の親としてとても共感できるものになっています。他にも随所に様々な工夫がありますので、販売ページをじっくりご覧になってみてください~。



我が家の息子が当時就学するときに、もしぴったセルがあったなら第一候補になっていたのではというくらい…うらやましいです。笑
リュック型ランドセル
ここでは、リュック型ランドセル12点をご紹介します。
(色々な形状のものがありますが、一般的な革のランドセルに対しての分類として、ここではまとめて「リュック型」と表記させていただきます^^;)
ここで挙げているリュック型ランドセルの多くは、「従来のランドセルは重い・体への負担が大きい」という課題から出発しているので、軽さや体への負担減が最も重視されたつくりになっています。
一方で、軽さと引き換えに、操作性や耐久性で気になる点があるものも。少しコツの要る留め具の形状や、柔らかさと引き換えのへたり具合など…(素材の性質上、仕方ないですね;)。
それぞれ対応策を工夫しているモデルもありますので、操作性や耐久性については商品ごとにチェックすると安心です。
開け閉めや荷物の出し入れの動作の際に難があると、背負いやすくても使いづらいものになってしまうので、お子さんに合っているかどうか確認が必要です。
購入前にレンタルのサービスがあるメーカーも多いので、ぜひ一度お試しすることをオススメします。
耐久性を考慮して、数年ごとに買い替えながら使っていく場合は、お値段との兼ね合いも重要になってきます。
基本的に革のランドセルより安価であることもリュック型の利点の一つですが、中にはランドセル並みの価格のものもありますので、バランスを見ながら検討されてみてください。



とはいえ、ランドセルで実際に通学してみると、やはり「軽い」「背負いやすい」の利点は大きいです!
6.ランリック(マルヤス・京都)


京都府向日市の学生用品メーカー・マルヤスが、1968年から作り続けている通学カバン「ランリック®(ランリュック®)」。ランドセルとリュックサックを合わせたような形が特徴で、50年以上もの長い歴史を持つリュック型ランドセルの先駆けです。
今のようにたくさんの種類のリュック型ランドセルが普及する以前、「リュック型ランドセルと言えば…」で、一番に思い浮かべる人も多かったのではと思います。
「ランリック」は「大切なお子様を交通事故から守りたい」という思いから道路危険標識をモチーフに開発されたもので、京都府を中心に多くの小学校で採用されるなど地域に根付いた存在です。
「ランドセルではなく、軽くて安価で実用的なものを」という選択肢として、地域を越えて検討する家庭も増えています。
- 1968年誕生、京都の小学生に半世紀以上愛され続ける通学カバン
- ナイロン素材で軽量(基本モデル約670〜760g/ランリックⅡは約970g)
- 黄色+黒の安全配色モデルあり(道路危険標識がモチーフ)
- カラーバリエーション複数(黄色・赤・紺・黒×黄・黒×赤など)
| 価格 | 税込13,200〜24,970円(モデルによる) |
| 重さ | 約670~970g(モデルによる) |
| 容量 | 約14L(ランリックⅡ) |
| サイズ | 高さ約37cm×幅約27cm×厚さ約14〜17cm(ランリックⅡ) |
| 素材 | ナイロン(軽量・撥水性あり) |
| カラー | 黄色/赤/紺/黒/パステルカラーなど(モデルにより異なる) |
| 公式サイト | https://www.maruyasu-ranlic.com/ |
子どもを交通事故から守りたいという願いのもと、道路危険標識をモチーフにした安全意識の高いデザインとなっています。
基本カラーの黄色の他、赤や黒、パステルカラーなど色のバリエーションもあり、どれも反射板があるなど交通安全に配慮されています。
「特大サイズ」・「大型サイズ」「ランリックⅡ」の3モデルあり、「大型サイズ」が670g~と最も軽いです。
各モデルは、サイズ・留め具の他、カブセ(フタ)をめくった後の中の開口部の作りに違いがあります。
・「特大サイズ」「大型サイズ」…開口部を紐で絞るタイプ
・「ランリックⅡ」…開口部をスナップボタンで留めるタイプ
どちらも、中はしっかり箱型になっていて見渡しやすいです。
カブセ(フタ部分)の留め具が、いずれのモデルも少し操作しづらいかもなので、お子さんの手で扱いやすいかどうか確認が必要です。また、防水もカバーがあった方が安心ですが、専用カバーの着脱は少しお手伝いが必要かもしれません。



交通安全がコンセプトにある通り、車から見つけてもらいやすいデザインは、注意が飛び散りがちな息子にはありがたいです。
7.ナップランド(バッグのムラタ・小樽)
北海道・小樽市の創業95年の老舗かばん店・バッグのムラタ(村田商事)が、1970年代から作り続けている通学リュック「ナップランド」。「ナップサック」と「ランドセル」のいいとこ取りをコンセプトに開発され、50年以上にわたって小樽の小学生の通学を支えてきました。先にご紹介したランリック(京都)と並ぶ、長い歴史を持つ地域発祥の代表的な通学カバンです(こちらも有名ですね!)。
ナップランドは、「坂道が多く、雪も多い」といった小樽の土地柄から生まれた商品であり、軽さ・撥水性・耐久性のバランスが実用的に磨かれています。
地域に深く根付いた、小学生が通学しやすくなるための知恵が詰まった1点です。
- 1970年代から続く小樽発祥、小学生の約7割が使う地域定番の通学リュック
- 約850gの軽さに対し¥8,800のお手頃価格
- ナイロン素材で軽量・撥水・耐久・型崩れしにくい(雪国仕様)
- 肩ベルトにスポンジクッションで肩への負担を軽減
- 留め具は軽量&丈夫な強化プラスチック製
| 価格 | 税込8,800円+送料(地域による) |
| 重さ | 850g程度 |
| サイズ | 高さ35cm×幅28cm×厚さ14cm |
| 素材 | ナイロン(軽量・撥水・型崩れしにくい) |
| カラー | 全10パターン(黒/紺/赤/ピンク/スカイブルー/ラベンダー/他、ツートンカラーの組み合わせ4種)※時期により変動あり |
| 公式サイト | http://www.bag-murata.co.jp/ |
「ナップランド」の最大の魅力は、約850gという軽さと、税込8,800円というお手頃価格。坂の多い小樽の通学事情に合わせて、軽くて降雪や雨天にも強いナイロン素材を採用しています。小樽という土地柄、坂道や雨天・降雪時にも通学しやすいようにとの工夫がされています。
フタの留め具はプラスチックバックル式なので、コツがつかめるまでは少し時間がかかるかもしれません。力は要らず、手指でのひねり動作ができれば…といった感じです。
そしてどれを取っても、¥8,800+送料という手に取りやすい価格(小樽の会社さんですので、北海道地域にお住まいの方は送料がよりお安く済むと思います!)。
選んだものが上手くいくかどうか分からない、環境も本人の状況も変わりやすい障害児育児にあっては、良心的な価格にありがたさを感じます。
ランドセル型リュックの初めての1点として、または使い分けや買い替えの有力候補として、ぜひご検討ください〜。
8.Dランド(ダイワホーサン・奈良)


奈良県宇陀市、1966年創業のかばんメーカー・ダイワホーサンが手がける、リュック型の通学カバン「Dランド」。奈良県内外の中学校・高校の通学カバンを製造販売していたダイワホーサンが、地域の要請を受けて1994年から開発したものです。
先にご紹介した「ランリック(京都)」・「ナップランド(小樽)」と並ぶ、地域発祥のリュック型ランドセルの一角です。
小学校の6年間の通学に耐えられるよう、帝人株式会社と共同開発したオリジナル生地「テグラン」を採用。強度・防水・撥水機能にこだわった生地で、軽量ながら丈夫さも両立しています。
人気No.1モデル「RD-24」(約990g/税込¥19,000)は、丈夫で6年間そのまま使えるスタンダードモデル。「背負う+手で持つ」の2Way仕様で、教室での扱いやすさにも配慮された設計です。
また、Dランドではないのですが私が個人的に注目しているモデルとして、より軽量で開閉の操作がしやすい「DY-01 パカラン」(約750g/税込¥18,200)もあります。
他にも、お子さんの成長に合わせて選べるラインナップが複数あります。6年間長く丈夫に使える設計ですが、低学年を過ごした後は別のモデルに切り替えるといった使い方も可能な、豊富な選択肢を持っています。
- 1966年創業の奈良の老舗メーカーによる、日本製の通学リュック
- 「背負う+手で持つ」2Way仕様で多様な場面に対応
- 帝人と共同開発した独自素材「テグラン」で軽量・撥水・耐久性◎
- 人気No.1の「RD-24」は約990g、「DY-01 パカラン」は約750gの軽量
- 6年保証(製造上の問題による破損は無償修理)
| RD-24 (人気No.1モデル) | DY-01 パカラン (当サイト注目モデル) | |
| 価格 | 税込19,000円 | 税込18,200円 |
| 重さ | 約990g | 約750g |
| 容量 | 約13L | 約14L |
| サイズ | 高さ33cmx幅27.5cmx厚さ14cm | 高さ33cmx幅27.5cmx厚さ15cm |
| 素材 | テグラン(1680D ナイロン/PVC) 表面撥水、内面防水 | ナイロン(テグラン) 表面撥水・内面防水 |
| 留め具 | プラスチックバックル(Nifco社製) +ファスナー | マジックテープ式 +リング付きファスナー |
| カラー | 全11色(黒/赤/紺/Dネイビー:明るめ紺/緑/水色/ピンク/紫/黄/キャメル/ラベンダー) | 全7色(黒/黒×赤/黒×黄/Dネイビー×黄/水色×黄/キャメル/ラベンダー) |
| 保証 | 6年間 | |
| 公式サイト | https://www.h-daiwa.co.jp/ | |
Dランド小学生向けモデルの「RD-24」(約990g/税込¥19,000)は、ダイワホーサン社の長年の通学カバン製造のノウハウが結集された「丈夫だけど、軽くて背負い心地が良い」通学カバンです。
素材は帝人と共同開発した「テグラン」というオリジナル生地で、強度・防水・撥水性をすべてクリア。雨や汚れに強く、6年間の保証付きで長く使える安心感もあります。
個人的にDランドで良いなと思うのは、しっかりした持ち手が付いている2Wayタイプなところです。
電車やバスではリュックは下ろして乗りますが、このときに手提げスタイルで持ちやすいと結構便利です。また、我が家の息子の場合学校帰りの通院が結構あって、院内で親が持ってあげることも多いので、そんなときも地味に便利。教室内での取り回しもしやすいのではと思います。
もう一つ注目しているモデルとして、「DY-01 パカラン」(約750g/税込¥18,200)があります。
カブセ(フタ)の開閉がマジックテープになっていて、力を使わずペタッと外せます。カブセを開けると中はファスナーで閉じられていますが、ファスナーに大きめのリングが付いているので、指を引っ掛けて引けば開閉できるようになっています。「RD-24」よりもさらに軽く、お子さん一人でも操作しやすい設計です。
ご紹介した他にも、高学年向けなどランドセルとして使えるリュックが複数ありますので、ぜひ公式サイトを覗いてみてください。
\ 楽天市場でも取り扱いがあります!(Yahooはふるさと納税のみ)/
\ ふるさと納税をご検討の方はこちら◎ /
9.ことゆくラック(ことゆく社・浜松)
静岡県浜松市で、子育て中のママさんデザイナーの方々が当事者目線から立ち上げて始まったブランド「ことゆくラック」(ことゆく社)。
子どもたちが軽やかに、自分らしく通学できる未来をとの思いが込められた、親心にあふれた1点です。各所にお子さんが使いやすいような工夫が散りばめられています。
「水を絶対に通さず、傷・汚れに強く軽量」なカバンを実現するため、強撥水のナイロンに加工を施し6年間の使用に耐える生地や、同じ浜松の合成皮革メーカー Sobagni(ソバニ/共和レザー株式会社)による特殊合皮「エシカルゴウヒ」を採用するなど、高品質な素材にこだわって作られています。
- 強撥水ナイロン素材や、軽量・高耐久の「エシカルゴウヒ(合皮)」で耐久性と軽量を両立
- 770g~920gの軽量設計
- スライドマグネットホックとマジックテープの内ぶたで簡単開閉
- チェストベルト標準装備、体幹に不安があっても安定して背負える
- 6年間保証+修理中の代替品貸出サービス(職人による丁寧な修理)
- 静岡県浜松市のふるさと納税返礼品としても提供
| ベーシック | caraccu -カラック- | |
価格 | 税込51,700~52,800円 | 税込49,500円 |
| 重さ | 約770g | 約920g |
| サイズ | 縦35×横27.5×マチ22cm(最大値) | 縦34×横29×マチ17cm |
| 素材 | 撥水ナイロン使用 | 合皮(エシカルゴウヒ)使用 |
| 留め具 | スライドマグネットホック +マジックテープ内ぶた | スライドマグネットホック +マジックテープ内ぶた |
| カラー | 全9色(黒/紺/赤/スモークブルー/マリンブルー/パステル系など) | 全4色(よぞら/ミルク/どんぐり/スペース) |
| 保証 | 6年保証+修理中の代替品貸出 | |
| 公式サイト | https://www.cotoyukuraccu.jp/ | |
ことゆくラックの2027年入学モデルは、主に4ラインの展開があり
・「ベーシック」(約770g~/税込51,700円)…撥水ナイロン素材使用のシンプル軽量デザイン
・「Lサイズ」(約800g~/税込51,700円)…ベーシック同様撥水ナイロン素材、ひとまわり大きめ
・「caraccu(カラック)」(約920g~/税込49,500円)…Sobagniとのコラボモデル、本体・カブセ共に合皮(高級車の内装シート材にも使われている、軽く高耐久な合皮素材・エシカルゴウヒ)使用
・「eフラップ」(約820g~/税込52,800円)…本体撥水ナイロン、カブセはエシカルゴウヒ使用
と、お子さんの好みや使い方に合わせて選べる豊富なラインナップです。
どのモデルも軽さと耐久性、体への当たりの良さなどに配慮されています。
・マグネット開閉のカブセ+内ぶたもマジックテープでワンタッチ操作
・中が見渡しやすい大きな開口部
・片手で留められるバックルの胸ベルト
などなど、機能面でも非常に優れていて、特別支援学校や支援学級のお子さんも多く使用されているとのことです。
価格は5万円前後とリュック型の中では高めの位置づけですが、6年間保証+修理中の代替品貸出サービスがあり、職人による丁寧な修理対応で長く安心して使えます。
購入前にお試し利用もできます。「お試しレンタル」のページからお申込みください。
なお、2027年新モデルの他、即日発送可能モデルとして最軽量700gの「スクエアモデル」も用意されています。ベーシックよりさらに軽さを優先したい方は、在庫状況をチェックしてみてください~。
\ caraccuシリーズはふるさと納税もあります! /
10.ラクサック ジュニア(フットマーク)


先にご紹介した「ぴったセル」と同じフットマーク株式会社が手がける、通学カバン「ラクサック」。小学生向けのラインとして、「ラクサック ジュニア」をご紹介します。
830g~と軽量設計ですが、本体を軽くするだけではなく「重さを感じにくい構造にする」工夫がされているのが特徴です。
小学生向けのシリーズは主に2ラインあり、それぞれ、お子さんが成長に合わせて負担なく背負えるよう、体格に合わせてきめ細やかなサイズ分けがあります。
・「ラクサックジュニア」(830g~/税込11,000~)…小サイズ・大サイズの2サイズ展開
・「ラクサックジュニア プラス」(850g~/税込17,600円~)…100サイズ・小サイズ・大サイズの3サイズ展開
「ラクサックジュニア」と「ラクサックジュニア プラス」の違いで大きい点は、タブレットポケットの有無やカブセの素材にあります。シンプルに使いたいなら「ジュニア」、タブレットの持ち運びがあり、より防水機能や容量(18L~)を求めたい場合には「プラス」がおすすめです。
使用モデルが決まったら、お子さんの身長に合わせて大きさを決めていく形になります。
- 「ぴったセル」と同じフットマーク社の通学リュック
- 体感の重さを軽減する独自構造で、長距離通学でも疲れにくい
- 体型に合わせて固定できる上下可動式のチェストベルトで微調整も◎安定して背負える
- 体型データに基づく立体的な背面パッド・肩ベルト(三次元テクノロジー)
- FIDLOCK®製マグネットバックル+本体はファスナーで開閉
- 税込11,000円〜(基本モデル)と、お手頃価格帯
| ラクサック ジュニア | ラクサックジュニア プラス | |
| 価格 | 小サイズ:税込11,000円 大サイズ:税込12,100円 | 100サイズ・小サイズ:税込17,600円 大サイズ:税込18,700円 |
| 重さ | 小サイズ:830g 大サイズ:880g | 100サイズ・小サイズ:850g 大サイズ:890g |
| 容量 | 小サイズ:15L 大サイズ:17L | 100サイズ・小サイズ:18L 大サイズ:19L |
| サイズ | 小サイズ:高さ34×幅24×厚さ15cm 大サイズ:高さ37×幅26×厚さ15cm | 100サイズ・小サイズ:高さ36×幅25.5×厚さ15cm 大サイズ:高さ37×幅26×厚さ15cm |
| 推奨身長 | 小サイズ:身長125cm前後 大サイズ:身長145cm前後 | 100サイズ:身長95〜120cm前後 小サイズ:身長120〜140cm前後 大サイズ:身長140cm以上 |
| 素材 | ポリエステル100%(600デニール) | 本体:ポリエステル100%(600デニール) かぶせフタ:合皮 |
| 留め具 | 独FIDLOCK社製マグネットバックル +本体ファスナー | 独FIDLOCK社製マグネットバックル +本体ファスナー |
| カラー | 各サイズ5色(サイズにより違いあり) | 各サイズ5~7色(サイズにより違いあり) |
| 保証 | 3年保証 | |
| 公式サイト | https://www.rakusack.jp/ | |
ラクサックジュニアは、「軽さ」だけでなく「揺れの少なさ」で体への負担を減らすことを目指した、ユニークな設計のリュックです。中の幅広ベルト(ブックストラップ)で教科書を体幹近くに固定する仕組みは、フットマーク独自の構造。ランドセルやリュックを背負っているとき、中で荷物が動く感覚が気になるお子さんには特に試してみたい1点です。
体に合った状態で使っていただくために、細かいサイズ展開に分かれています。
背面パッドや肩ベルトが体の構造に合わせた3D設計になっていたり、胸のベルトも上下に調節して固定することができたりと、体格や姿勢の個人差にもフィットしやすく、長時間背負っていても疲れにくいのが特徴です。
カブセ(フタ)の留め具は「マグネットバックル」で、力を使わず開閉できます。
カブセをめくった後の本体はファスナー開閉となっており、ランドセルと違って上部ではなく前面が開く構造になっています。荷物の出し入れの際は横に寝かせた状態で操作することになるので、ある程度身の回りの持ち物の扱いに慣れていたり、荷物の整頓に苦のないお子さん向けかもしれません。
お試し用に、貸し出しサービスも行っています。
基本モデルが税込11,000円〜と手に取りやすい価格帯なのも有難いです。安心の3年保証つきで、低学年から高学年への買い替え目安時期まで安心して使えます。



今の息子は、ランドセルの中めがけてドカドカ物を放り込んでいるだけなので…^^;
もう少し本人が成長したら使ってみたいです!!
11.パッかる(プラス)


文具・事務用品の大手メーカー・プラス(PLUS)株式会社が手がける、「軽・開ランドセル パッかる」。2024年7月にイトーヨーカドーで先行発売されたのちに全国展開、ランドセルの次世代モデルとして開発されたフレッシュな1点です。
最大の特徴は、ランドセル特有の「カブセ」をなくしたフラットフルオープン式のファスナー設計です。上からも横からも荷物を出し入れすることができ、お子さんが扱いやすい置き方で荷物の管理ができるような工夫がされています。他にはない、文具メーカーならではの独自の視点を感じます。
重さは約750gで、軽さと機能・使い勝手の両立が実現されています。
「パッかる」の開発は、子育て中のママさんがご担当されたのこと。お子さんのランドセル選びでのご経験や当事者目線からのこだわりが、随所に活きています。
- 文具・事務用品の大手「プラス株式会社」が開発した次世代ランドセル
- カブセなしのフラットフルオープン式ファスナーで、上からも横からも開閉スムーズ
- 重さ約750g(仕切り装着時で約900g)の軽量設計
- チェストベルト標準装備、体幹に不安があっても安定して背負える
- 撥水加工ポリエステル素材で雨や汚れに強い
| 価格 | 税込24,200円 |
| 重さ | 約750g/付属仕切り装着時 約900g |
| 容量 | 10L相当 |
| サイズ | 高さ345×幅250×厚さ125mm(背当て20mm含む) |
| 素材 | 表地:ポリエステル(撥水加工) 裏地:ポリエステル |
| 留め具 | フラットフルオープン式ファスナー(カブセなし) |
| カラー | 全6色(ブラック/ゴールドブラウン/アイボリー/ミント/ラベンダー/コーラル) |
| 保証 | 1年間(初期不良・通常使用の範囲のみ) |
| 公式サイト | https://bungu.plus.co.jp/special/st/packal/ |
「パッかる」は、全6色どのカラーも共通の仕様・価格(約750g/税込24,200円)です。その最大の特徴は、ランドセル特有の「カブセ」を思い切ってなくした全ファスナー式の設計にあります。
見た目のランドセルらしさはそのままに、カブセの開閉操作なしで上からも横からも速くスムーズに開閉することができます。
大きなカブセをめくったり戻したりする必要がないので、教室でもご自宅でも、置き場所の環境に関係なく「カブセが邪魔になって荷物を出し入れしにくい」という悩みを解決することができます。
この横置きでも縦置きでも平置きでも荷物を出し入れできるというのが、他にはない特徴です(個人的には、カッコいい筆箱の拡張版…といった感じで、新しい文具を使うときのようなワクワク感を感じます!)。
ファスナーの操作が苦でないお子さんであれば、このメリットを最大限に感じられるのではないかと思います。
容量は10L相当と、他にご紹介した商品よりも若干小さめです。A4フラットファイルが入るかどうかなど、事前に店頭や貸出しサービスでお手にとってご確認いただけると安心かと思います~。
12.わんパック(モンベル)


アウトドア用品の老舗・モンベルから発売されている子ども向けの通学リュック「わんパック」。
2022年12月に一般販売開始となった、比較的新しい商品です。もともとは、モンベルが富山県立山町の依頼に応じて町の小学生のために開発したもので、全国的に大きな反響を呼び一般発売となりました。モンベルがこれまで登山用品などの開発で培ってきた技術力を結集して完成した、軽量で高機能な通学用バックパックとなっています。
発売当時、アウトドアブランドの軽量×本格設計が「ランドセルの代替」として登場したことで、大きな話題となり、現在のラン活の動向にも影響を与えた(と私は思います)画期的な1点です。
サイズ展開(14/15/16)があり、お子さんの体格や使う期間に合わせて選べます。
- アウトドアブランドの軽量×丈夫な作り
- サイズ展開(14:〜130cm/15:125〜145cm/16:140cm以上)で体格に合わせて選べる
- ファスナーには大きめのハンドルで開閉操作しやすい設計
- サイドメッシュポケットで水筒収納可
- 撥水加工で雨の日も安心
| わんパック14 | わんパック15 | |
| 価格 | 税込16,000円 | 税込17,000円 |
| 重さ | 約930g | 約1,025g |
| 容量 | 約14L | 約15L |
| 対応身長 | 〜130cm | 125〜145cm |
| 素材 | 840デニール高密度ナイロン(TPUラミネート) | |
| 留め具 | ハンドル付きダブルファスナー | |
| カラー | 全4色(ブルーグリーン/ブラック/ブラウン/ワインレッド) | |
| 公式サイト | https://webshop.montbell.jp/ | |
アウトドアブランドの信頼性と、子ども向けの細やかな配慮を兼ね備えています。サイズ展開があるので、低学年から高学年へと体格が変わっていく中で買い替えがしやすいのも実用的です。
開閉はジッパー(ファスナー)式ですが、メインのダブルファスナーにひと工夫あり、端のハンドルを持って引くだけで簡単に広く開閉できる独自のしくみとなっています。「つかんで、ひっぱる」動作ができれば、ファスナーが苦手なお子さんにも扱いやすいかと思います。
登山用品メーカーらしく水濡れにも強いです。各所にアウトドアのノウハウが詰め込まれた、頼もしいつくりとなっています。カラーラインナップは、深みのある落ち着いた色合いがメインです。ぜひご覧になってみてください。
13.エレメンタリーバッグ(ミズノ)


スポーツメーカー大手・ミズノが手がける「エレメンタリーバッグ」。
ミズノが既存のランドセルに加えて、子どもたちの負担を少しでも軽くするため2021年3月から「機能性ランドセル」として販売開始したものです。
野球バッグなどにも使われるポリウレタン合成皮革×ナイロンのハイブリッド素材で、撥水・耐久性に優れた、軽量&タフな1点です。
エレメンタリーバッグは「上から開閉タイプ」と「軽量タイプ」の2タイプ展開。荷物が多くて収納力を重視する場合は「上から開閉タイプ」、通学時の負担をより減らしたい場合には「軽量タイプ」など、優先したい点で選び分けができます。
- スポーツブランドの軽量×タフな機能性
- 2タイプ展開(上から開閉タイプ/軽量タイプ)で選び分けられる
- マグネット式留め具・カブセ式(ファスナー操作不要)で開閉しやすい(操作性◎)
- スポーツメーカーらしい背負い心地と荷重分散
- 合成皮革×ナイロンのハイブリッド素材で撥水・耐久性◎
| 上から開閉タイプ | 軽量タイプ | |
| 価格 | 税込38,500円 | 税込28,600円 |
| 重さ | 約1,180g | 約700g(ミズノ史上最軽量) |
| 容量 | 約15L | 約12L |
| サイズ | L25×W13.5×H35cm | L24×W13.5×H31cm |
| 素材 | 合成皮革(PU) | 合成皮革+ナイロン |
| 留め具 | マグネット式 | マグネット式 |
| カラー | 全1色(ブラック) | 全1色(ブラック) |
| 公式サイト | https://jpn.mizuno.com/junior_kids/kids/elementary_bag | |
エレメンタリーバッグは、スポーツ用品で培われた技術を駆使した、背負い心地・荷重分散・耐久性にこだわった1点です。
「上から開閉タイプ」の重さは1,200gと一般的なランドセル相当ですが、「軽量タイプ」の方は700gとかなりの軽さです。
加えて、肩ベルトのクッションを左右に2分割し、より体への荷重を分散して複雑な動きにフィットさせやすくなっています。
背負ったときにいかに軽く感じてもらえるかにフォーカスしたつくりなので、数字以上に背負いやすく感じるのではないでしょうか。
カブセ部分は、上から開けるか下から開けるかの違いはあるものの、どちらもマグネット式の留め具で、手先に不安があるお子さんでもパチンと開閉しやすい設計です。
カラーはブラックのみの1色展開。色の希望さえ合うようであれば、有力な選択肢の1つになるのではと思います。
14.ウォーカーウィズ(コールマン)


アウトドアブランド・コールマンがランドセルスタイルで投入した子ども向けスクールバッグ「ウォーカーウィズ」。
約600gの軽量設計で、防犯ホイッスルとリフレクター(暗所で光る反射材)など、登下校の安全を支える機能を標準で備えています。
入口が大きく開いて持ち物の出し入れがしやすく、フロントポケットやメッシュポケット、両サイドにはフックがあるなど、毎日の使い勝手にもしっかり配慮された1点です。
- アウトドアブランドの軽量設計(約600g)で18商品中トップクラス
- 背面・ショルダーベルトにメッシュ+クッションで通気性◎
- チェストベルト標準装備で体幹に不安があっても安定して背負える
- フロントポケット・メッシュポケット付き/両サイドフック/PC・タブレット用スリーブ
- 撥水加工で小雨も安心
| 価格 | 税込8,030円 |
| サイズ | 約W27×H38×D20cm |
| 重さ | 約600g |
| 容量 | 約16L |
| 素材 | ポリエステル |
| 留め具 | ジッパー式(ファスナー) |
| カラー | 全3色(ブラック/バターナッツ/ライラック) |
| 公式サイト | https://ec.coleman.co.jp/category/KIDS_WALKERWITH/ |
重さはなんと約600gで当記事の最軽量クラス。加えてチェストベルトが標準で付いていることから、体幹に不安のあるお子さんでも安定して背負いやすいです。地元の支援学校で、時折使っているお子さんを見かけます。
容量が16L、入口が大きく開くため、実際手にとると「広~い」と感じられることと思います。体操着袋や給食袋、他の持ち物など全てまとめて放り込むことができ、荷物を分ける(ランドセル+手提げなど)と手が塞がって危なかったり、お子さん自身での管理が難しくなったり…などの悩みを解決してくれます。事故や転倒時の安全のためや、管理のしやすさのためなど、荷物をひとつにまとめたい場合には良い選択です。
一方で、開け閉めがジッパー式のため、手先の動きに不安があるお子さんにはマグネット式やカブセ式のほうが扱いやすい場合もあるかなと思います。
また、私がコールマンで好きな点として、ポケットの機能の良さをお伝えしたいです。
フタを開けると目に飛び込むメッシュのポケットの他、フロントにも細かい仕切り付きのポケットがあり、普段お子さん自身が出し入れするものと、必要時にだけ取り出すものとで整理するなどの使い分けもできます。
こうした機能に対して、価格が8,000円前後と当記事の最安クラスなのが驚きです。各ECサイトでセール中のときは、さらに安くなることもあります。
「軽さ・価格・機能のバランス」を優先したい家庭には、とても魅力的な選択肢かと思います。
15.NuLAND (ニューランド/RANAOS)


合同会社RANAOSが手がけるサステナブルな新世代ランドセル「NuLAND(ニューランド)」。古着や残反などを再生したリサイクルポリエステル「RENU®」を主素材に採用し、環境配慮と機能性を両立した1点です。2022年グッドデザイン賞も受賞しています。
最大の個性は、フラップ(カブセ)をファスナーで完全に取り外せる2WAY設計。小学校卒業後はリュックとして中高生・大人まで使い続けられる長寿命設計が特徴です。
ラインナップは、代表シリーズの Shiny<シャイニー>、最上位シリーズのPREMIER<プレミア>、軽量に特化したForte<フォルテ>シリーズの3種類あります。
ここでは主軸となるShiny<シャイニー>シリーズについて重点的にご紹介します。
- 主素材はリサイクルポリエステル「RENU®」(古着・残反由来)でサステナブル
- カブセ着脱可能な2WAY設計(フラップを外すとリュック化)
- 容量は通常13L、本体ファスナーによる拡張で最大15L/マチ幅約20cmまで対応
- FIDLOCK®磁石式留め具(Body A/Body B 2タイプ)
- Shinyシリーズはカラー豊富(Body-Aは3色、Body-Bは6色)
| Shinyシリーズ | ShinyボディAタイプ | ShinyボディBタイプ |
| 価格 | 税込48,400円 | 税込48,400円 |
| 重さ | 830g(本体660g/フラップ170g) | 850g(本体620g/フラップ230g) |
| 容量 | 通常13L(本体ファスナーにて拡張時:15L) | |
| 素材 | リサイクルポリエステル「RENU®」 | |
| 留め具 | FIDLOCK®磁石式 (フラップを持って引っ張る) | FIDLOCK®磁石+ロック式 (紐を引いてロック解除) |
| カラー | 全3色(ルビーピンク/キャメル/レッド) | 全6色(ブラック/アオイロ/オリーブ/グレープ/ソライロ/ミカン) |
| 共通仕様 | カブセ着脱2WAY/A4フラットファイル対応/マチ幅最大約20cm | |
| 保証 | 1年間(2年目以降有償/修理中の代替サービスあり) | |
| 公式サイト | https://nuland.jp/ | |
Shinyシリーズには、フラップの留め具の違いでBody-AタイプとBody-Bタイプの2展開があり、Aタイプは「両手で下に引き下げる」、Bタイプは「紐を引く」動作でフラップを開けるしくみです。
Aタイプのみ、スペシャルニーズ対応として、フラップを右方向または左方向に引っ張って開閉できる仕様への変更も可能とのこと。実際に見てご確認いただくのがベターかなと思います。
NuLANDは、フラップ(カブセ)の着脱によりランドセル型⇔リュック型への切り替えができる2WAY仕様になっています。普段の登校時にはランドセル型、行事時にはリュック型として使い分けられ、持ち物を入れ替えずに済みます。普段使い慣れたものを非日常の行事で使えるのは、変化に戸惑いのあるお子さんにとっては心強いのではと思います。
フラップを外すとその分軽くなり、本体600g台~とさらに軽くなる利点もあります。
2WAY仕様は便利な反面、開ける際は①フラップのロック解除②本体ファスナー、と手順が増えることにもなるので、複数の手順や両手を使っての操作が負担なくできそうかどうかはチェックされておくと良いかもしれません。
リュック型としては高価格ですが、スタイリッシュなデザインや、2WAY・本体ファスナーによる容量拡張など個性的な魅力があり、お子さんのタイプに合致した場合は良い選択になりうると思います。また、カラーラインナップはいずれも鮮やかで元気づけられるような色合いです。
レンタルサービスもありますので、ぜひお子さんご本人と相談しながら検討してみてください。
16.NシールドF/かぶせがとれる軽量ランドセル(ニトリ)
ニトリが手がける布製ランドセルは、2026年時点で2シリーズあります。軽さと価格を追求した「超軽量ランドセルNシールドF」と、カブセを着脱してランドセル型⇔リュック型の2WAY化できる「かぶせがとれる軽量ランドセル」です。
チェストベルト、丸洗いできる撥水加工生地など、毎日の使いやすさを支える機能は共通。違いは「重さ・価格・2WAY化の有無・素材」です。お子さんの優先したい点で選び分けできます。
- チェストベルト標準装備で体幹に不安があっても安定して背負える
- 丸洗いできる撥水加工生地(汗かきの子・汚しやすい子に◎)
- フルオープンファスナーパネル(両開きできるダブルファスナー仕様)
- 1年保証/3色展開(ブラック/パープル/グレー)
- 公式サイトで動画解説あり、機能の様子を確認しやすい
| 超軽量ランドセルNシールドF | かぶせがとれる軽量ランドセル | |
| 価格 | 税込19,990円(値下げ後14,990円) | 税込29,990絵円(値下げ後24,990円) |
| 重さ | 約840g | カブセなし約899g/カブセあり約999g |
| サイズ | 幅27×奥行15×高さ36cm 本体ファスナー拡張→最大18cm | 幅27×奥行16×高さ36cm 12ポケット+背面側大ポケット |
| 素材 | ポリエステル (Nシールド加工:耐傷・撥水) | コーデュラ®バリスティックナイロン (高耐久・撥水) |
| 留め具 | FIDLOCK®特殊バックル (横にスライドして外す) | マグネットバックル (ワンタッチ) |
| カラー | 全3色(ブラック/パープル/グレー) | |
| 共通仕様 | チェストベルト/丸洗い可/フルオープンファスナーパネル/1年保証 | |
| 保証 | 1年間 | |
ニトリの布製ランドセル2シリーズは、¥19,990/¥29,990(※2025年12月29日より値下げされて¥14,990/¥24,990になっています)と、革製ランドセルの半額〜1/3の価格で手に入ります。軽さや丸洗いのしやすさ、ファスナーで広く開く使い勝手など、毎日の使いやすさはしっかり押さえられている印象です。
シリーズの選び方の目安は、「軽さと価格を最優先したい」ならNシールドF、「行事などの場面でもリュックとして使い分けたい・ポケットを活かしたい」ならかぶせがとれる軽量、というイメージです。
かぶせがとれる軽量ランドセルを選んだ場合は、カブセ(フラップ)部分の留め具+本体のダブルファスナーと2段階の開閉になります(先にご紹介したNuLANDと同じですね)。店頭や、公式サイトに動画もありますので、いずれのシリーズもお子さんが使いやすいかどうか、ご確認いただけると良いかと思います。
両シリーズとも保証は1年間となっています。布製ランドセルゆえの形崩れなども想定して、「3年前後で買い替え」や「他のランドセルとの使い分け」という選択も◎。お子さんの状況やご家庭の方針によって検討してみてください~。
17.ふわっセル(アクシズ)
アクシズが手がける軽量通学バッグ「ふわっセル」。ジュニアバッグに40年以上携わってきたメーカーが、近年問題視される「重いランドセル」への対応として企画した1点です。CORDURA® Advanced Fabrics生地の高耐久・撥水素材を採用し、約940gで約17Lと容量はランドセル代替として十分です。
最大の特徴は、フラップ(カブセ)がなく、ファスナーのみで開閉する構造。背中側を立てたまま教科書を出し入れできる設計で、見た目はランドセル、中身はリュックという独自のポジションです。
- 約940gの軽量に対し、本体約17Lの大容量で当記事最大級
- CORDURA® Advanced Fabrics生地(高耐久・撥水)
- フラップなし・ファスナー仕様で立てたまま教科書を出し入れ可能
- レインカバー標準付属+撥水生地で雨対策◎
- 背面・ショルダー部にメッシュで通気性◎
- 背面側に独立したタブレットポケット/合計7ポケット(メイン1+外3+内3)
- チェストベルト標準装備で体幹に不安があっても安定して背負える
| 価格 | 税込19,580円 |
| サイズ | 高さ約36㎝×幅約27㎝×マチ幅約18㎝ |
| 重さ | 約940g |
| 容量 | 約17L |
| 素材 | CORDURA® Advanced Fabrics/合成皮革/ポリエステル |
| 留め具 | ファスナー仕様(フラップなし) |
| カラー | 全5色(ピンク・パープル・ミント・キャメル・ブラック&ブルー) |
| 公式サイト | https://axcis.official.ec/p/00008 |
ふわっセルは、CORDURA®素材の高耐久&撥水素材で、軽さと容量のバランスが取れた設計になっています。ランドセル感を保ちつつ「立てたまま教科書を出し入れできる」フラップなし設計は、机のそばに置いて中身を取り出すお子さんには特にラクかもしれません。
約17Lの大容量はこの記事の中でもトップクラスです。外付けの大きな前ポケットをなくす代わりに本体容量を増やし、水筒や巾着袋などを本体にまとめて収納しやすく工夫してあります。外側にあまり物を入れたりぶら下げたりせずに済む、事故や転倒の危険を軽減する安全第一の設計です。
一方で、開閉はファスナー仕様なので、手先の動きに不安があるお子さんには、マグネット式(ミズノなど)やカブセ式のほうが扱いやすい場合もあります。ファスナー操作に慣れているお子さん向けの選択肢です。
また、レインカバーは普段は付属の巾着袋に入れ、雨天時に本体にかぶせる形になります。かぶせる時と外して片づける時は、慣れるまではお手伝いが必要かもしれないのでご確認を~。
淡い色合いのさわやかなカラーラインナップが特徴でもあります。お子さんの好みに合うものがあれば、良い候補の一つになるのではと思います~。
<おまけ>ランドセル型でないリュック
ここまで、ランドセルに寄せたデザインのリュックを中心にご紹介してきましたが、最後にもうひとつ、アウトドア系のリュックをご紹介します。
いずれも、我が家やお友達の家で購入・使用したことがあるものです。
地域や学校・お子さんによっては、はじめから普通のリュックで通学するという選択肢も十分にあります。
「ランドセルの形にはまったくこだわらないよ~」という方は、ぜひご検討ください。
18.ザ・ノースフェイス レクタング


アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」が手がけるキッズ用デイパック「レクタング」。
レクタングは容量17L・重さ約465gと超軽量ながら、通学に必要な機能をしっかり備えています。
「ランドセルにこだわらない」家庭の選択肢として、知っておく価値のある1点です。
- アウトドアブランド、ザ・ノース・フェイスのキッズ用デイパック
- 重さ約465gの超軽量+容量17L・タブレット専用スリーブ付き
- メイン+サブの2気室+フロントアクセスで荷物を整理しやすい
- チェストベルト+ウエストベルト2ヶ所標準装備で荷物の重みを分散、体幹に不安があっても安定して背負える
- ホイッスル付きチェストバックル(一定の荷重で自動開放する安全設計)
| 価格 | 税込11,880円 |
| 重さ | 約465g |
| 容量 | 17L |
| サイズ | 高さ39×幅26×厚さ16cm |
| 素材 | 210Dリサイクルマイルドナイロン/450Dリサイクルポリエステル/420Dリサイクルナイロン(カラーにより異なる) |
| 留め具 | ファスナー(ジッパー)式 |
| カラー | 全6色(ブラック/クラシックカーキ/ヒーローブルー/バルーンイエロー/プリズムピンク/ポストカードプリント) |
| 公式サイト | https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NMJ72359 |
THE NORTH FACEのキッズリュック、レクタング。
「アウトドアブランドの確かな作り」と「キッズ向け軽量設計」を両立した、シンプルなリュックです。
重さは465gと当記事での最軽量です。軽い~~~!!
また、胸の部分と腰の2カ所にベルトも付いているので、背負った時の状態も安定しやすいです。
容量は17Lで、背面にタブレットを、サイドには水筒をそれぞれ入れられるポケットが付いています。機能性は抜群。
ファスナーの開閉が不安なくできるようでしたら、通学への負担の軽さは申し分ないと思います。
息子のお友達が使っているそうですが、支援学校小学部低学年の現在としては充分な容量だそうです。
お値段も他と比較するとリーズナブルなので、小学生の間に1~2度買い替え予定とするなら十分かと思います。
学校の通学カバン指定の状況を就学相談や見学の時にご確認いただき、可能でしたらぜひ選択肢の一つに加えてみてください~。
まとめ
以上、ご紹介した18点を表にまとめてみました。
| 名称 | 価格(税込) | 重さ(約) | 備考 | |
| 1 | ふわりぃ | 43,780円~ | 約880〜1,270g | 軽いランドセル 多数あり |
| 2 | 天使のはね | 50,600~8万円台 | 約890〜1,550g | スゴ軽・スゴ楽 シリーズ |
| 3 | フィットちゃん | 55,000〜8万円台 | 約880〜1,300g | 楽ッション |
| 4 | 障がい児用 オーダーメイド Uランドセル | 45,100円〜 | 約750g〜 | オーダーメイド対応 |
| 5 | ぴったセル | 29,700円 | 約1,250g | 磁石式開閉/ インクルーシブ設計 |
| 6 | ランリック | 13,200〜 24,970円 | 約670〜970g | 交通安全デザイン |
| 7 | ナップランド | 8,800円 | 約850g | 当記事最安級/雪国仕様 |
| 8 | Dランド | 18,200円~ | 約750g~ | 背負う+手に持つ 2WAY |
| 9 | ことゆくラック | 49,500〜52,800円 | 約770~920g | エシカル合皮素材 マグネットホック開閉 |
| 10 | ラクサック ジュニア | 11,000〜18,700円 | 約830〜890g | マグネットバックル 安め・容量大もあり |
| 11 | パッかる | 24,200円 | 約750~900g | カブセなしフルオープン |
| 12 | わんパック | 16,000円~ | 約930g~ | ハンドルで開閉 アウトドアメーカー製 |
| 13 | エレメンタリーバッグ | 28,600円/38,500円 | 約700〜1,180g | スポーツメーカー設計 |
| 14 | ウォーカーウィズ | 8,030円 | 約600g | 軽量・当記事最安価 |
| 15 | NuLAND | 48,400円~ | 約830g〜 | カブセ取外しでさらに軽く |
| 16 | ニトリNシールドf/かぶせがとれる軽量 | 19,990円/29,990円 | 約840〜999g | お手入れしやすい |
| 17 | ふわっセル | 19,580円 | 約940g | フラップなし設計 |
| 18 | ザ・ノースフェイス レクタング | 11,880円 | 約465g | リュック/ 当記事最軽量 |
それぞれの利点がある
ランドセルやリュックはそれぞれの素材により特性が出ます。
耐久性・軽さ・操作のしやすさ・値段はそれぞれトレードオフの関係なことも多く、全部実現は難しいです。
お子さんとご家庭の状況によって、何を重視したいか優先順位をつけて選択されることになると思います。
- 軽さ
- 6年間使うか、買い替え前提か?
- 通学手段(背負いっぱなしか?公道を歩くか?雨に濡れることがあるか?など)
- 本人の支度のしやすさ(開けやすさ・出し入れしやすさなど)
- 背負いやすさ
- 予算を掛けるか、リーズナブルに済ませるか? などなど…
ちなみに我が家は、買い替え前提で型落ちランドセルを購入しました。
息子がランドセルの交通安全カバー(入学した時に学校を通じて交通安全協会からもらう黄色いアレです)をとても気に入り、大喜びでつけていて外したがらなかったので、結果的にランドセルを買ってよかったなと思っています。
数年後の今はリュックに替えていますが、替えたときのこともいずれ記事にまとめたいと思います。
気負いすぎずに選択を
一生懸命考えるあまりに悩んでしまう親御さんもいると思います(私も結構悩み抜きました)。
けれどランドセル選びの結果によって、即、学校生活が行き詰まってしまうということはありません。お子さんの人生は続いていくものなので、その時々で考えて選択していけばいいんだと思っています(あんまり偉そうなことは言えないですが笑)。
ご家庭によっては購入費の補助を受けられる場合もありますので、気負いすぎず、ランドセル&リュック選びを楽しんでいただければと思います。











