障害者手帳・療育手帳をお持ちの方が、郵便局で無料でハガキ20枚を受け取れる「青い鳥郵便はがき」。元ケアマネ・社会福祉士で重度障害児の母である筆者が、2026年度の対象者・申込期間・もらい方を、実際に申請した体験ベースで解説します。
- 対象:身体障害者手帳1・2級/療育手帳A(または1度・2度)をお持ちの方
- もらえるもの:通常はがき20枚(3種類から1種類を選択)
- 申込期間:2026年4月1日〜6月1日
- 配布開始:2026年4月20日〜
- 申込方法:最寄りの郵便局窓口または郵送(手帳のコピー必要)
青い鳥郵便はがきとは?障害者手帳・療育手帳で無料でもらえる制度
障害者手帳や療育手帳を持っている方への支援は様々なものがありますが、意外と知られていないもののひとつが、この郵便局による「はがき」の無償配布です。
「青い鳥郵便はがき」といいます。
知らなかった・・・!!
うちの子も手帳持ちだけど、もらえるのかな!?
「青い鳥郵便はがき」とは、
「青い鳥をデザインしたオリジナル封筒に、通常はがき20枚を封入したもの」です。
日本郵便株式会社が、重度の身体障害者・知的障害者で希望される方に対して配布しています。
「青い鳥郵便葉書の無償配付」は、1976(昭和 51)年度に当時の厚生省が提唱した「身体障害者福祉強調運動」に合わせ、身体障がい者および知的障がい者の福祉に対する国民の理解と認識をさらに深めることを目的として実施して以来、社会貢献のための取り組みの一つとして継続しています。
日本郵便株式会社 プレスリリース(2026年3月4日)より引用
この機会に、はがきのやりとりをお楽しみいただければ幸いです。
日本郵便株式会社の社会貢献の一環として行われているもので、あって当たり前のものではないですが、
もらう方としては有難いものです。
「青い鳥郵便はがき」をもらえる対象者は?
「青い鳥郵便はがき」を申請できるのは、「重度の身体障がい者」「重度の知的障がい者」となっています。
具体的には以下の通りです。
- 身体障害者手帳に「1級」または「2級」の表記がある方
- 療育手帳に「A」または「1度」もしくは「2度」の表記がある方
というわけで、手帳取得者の中でもより重めの判定の方のみが申請できる形となります。
手帳の種類は身体障害者手帳もしくは療育手帳で、残念ながら精神障害者手帳のみの方は対象外です…(T_T)



手帳があれば、誰でももらえるわけではないんですね・・・!!
なお、精神障害者保健福祉手帳でも、自治体によっては郵便料金の割引制度などがあります。お住まいの市区町村の福祉窓口にて確認してみてください。
ハガキをもらえるのはいつ?期限は?
青い鳥郵便はがきの配布は、年に1回のみです。
また、対象者ならいつでももらえる…というわけではなく、申し込みの期間も決まっています。
申し込み期間は、基本的に4月1日~5月末(年度によって6月初旬まで)となっています。
期間中に申し込みを忘れないようにしなくちゃ…!!
2026年4月現在、2026年度分の配布申し込みを各郵便局で受け付けています。
申し込み期間は2026年4月1日~6月1日です。対象者でご興味のある方は郵便局へ!
もらえるハガキの種類・枚数は?
配布されるハガキは基本的に無地の、いわゆる普通の郵便はがきです。
以下の3種類があり、うち1つだけ選ぶことができます。
通常はがき(無地)
1.従来の紙製
2.インクジェット紙
3.くぼみ入り※
ハガキのデザインは、日本郵便の↓下記のページで確認することができます。
もらえるハガキの枚数は、一律20枚です。
上記の3種類のハガキから、いずれか1種類・20枚のセットとなります。
「くぼみ入りを10枚と、あとインクジェットを5枚と・・・」
といったもらい方はできないんですね…!
ハガキをもらうには?~実際に申請してみた~
青い鳥郵便はがきをもらう手続きは、どのような流れで進むのでしょうか?
実際に申請してみました。
ステップ1:郵便局宛てに申し込み
青い鳥郵便はがきの配布申し込みは、例年4月~5月、各郵便局にて受け付けています。
申し込みには、二通りの方法があります。
- 郵便局の窓口にて直接申し込む
- 郵便局宛てに、書類を郵送する
郵送で申し込みたい場合は、
日本郵便のホームページに、申し込みの要項と申し込み用紙がダウンロードできるようになっています。(下記のリンクの「別紙」とあるのが申し込み用紙です。)
申し込み用紙に手帳のコピーを同封して、最寄りの郵便局宛に郵送すると、窓口に出向くことなく申請を済ませることができます。
我が家は、郵便局にて直接申し込みました。
郵便の受け付けや切手の購入などを取り扱っている窓口に行き、手帳を提示しながら「青い鳥郵便はがきの申し込みをお願いします」でOKです。
窓口で渡される申し込み書類には、手帳の種類と等級・対象者の氏名と住所・申込者の氏名と住所・希望するハガキの種類などを書く欄があります。
郵送で申し込む場合にダウンロードして記入する書類と同じですので、ご自宅などでプリントアウトできる方は
申し込み用紙を記入して持っていくとスムーズかと思います。
手帳を2冊持っている場合は?
ハガキの配布を受けられるのは、手帳を持っている人ひとりに対して1セットです。
身体障害者手帳・療育手帳どちらも持っている人も、申し込みの際にはいずれか一方を提示すればOKです。



我が家の息子も身体障害者手帳・療育手帳ともに重度なので、分からずに2冊準備して行きましたが、「同一人物なら1冊で大丈夫です」とのことでした。
逆に、ごきょうだいなどで家族に2人以上、重度の手帳持ちの方がいれば、その人数分もらえるということですね~。
ステップ2:自宅にハガキが届く
申し込みを済ませたら、あとは簡単。届くのを待つのみです。
申し込み書類に記入した住所宛てに、後日郵便局からハガキが配達されます。
配布が開始されるのは、申し込み期間の開始からしばらく経った後(2026年度は、4月20日から)
となりますので、
早い時期に申し込みをされた方は、配布開始の日付まで待つことになります。


届くまでの日数は、その時々の郵便事情により前後すると思われますので、申し込んだら気長にお待ちいただけると良いと思います。


よくある質問
あわせて知っておきたい、手帳で受けられる他の支援
障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は、青い鳥郵便はがき以外にも様々な支援を受けられます。代表的なものは以下の通りです。
- 特別児童扶養手当(経済支援)
- JR・バス・航空券の運賃割引
- NHK受信料の減免
- 所得税・住民税の障害者控除
- 医療費助成



当ブログでも順次記事化していく予定です!
まとめ
- 重度の身体障害者手帳・療育手帳を持つ人は、郵便ハガキの配布を受けられる
- 年1回、4月~5月に郵便局に申し込みをする
- 申し込みは、郵便局の窓口にて直接でも、郵送でもどちらでも可能
- 申し込み後、指定した住所にハガキが届くのでのんびり待つ
最近はメールやSNSなど通信手段が多様になり、郵便を使うことは昔より減りましたが、あればあったでハガキは便利なものです。
我が家も、何だかんだと毎年使いきっています。(^^;
息子は幼児期の療育での指導で、毎年暑中見舞い・寒中見舞いを書いて送っていた延長で、現在もその習慣を続けています。



息子は郵便の意味を厳密にはまだ分かっていませんが、
ハガキの決められたスペースに文面を書いたり、
ポストに投函したり…と、
毎年少しずつ出来ることが増えています。
成人後も支援に支えられながら生きていくであろう息子にとって、郵便は社会と繋がる大切なツールの一つになるでしょう。
青い鳥郵便はがきを通して、息子が手紙やハガキ、郵便というものに親しんでくれることを祈って、この制度を有難く利用させていただいています。
ぜひ青い鳥郵便はがきのご活用を
障害者手帳を持っていることで受けられる支援やサービスは、様々なものがあります。
ハガキの配布は、他の支援や手当などと比べると、必須のもの・生活に直結するものではないですが、
あれば日々の暮らしに彩りや張り合いが一つ加わるかもしれません。
手帳を取得したばかりの頃は、色々な手続きや毎日の暮らしに追われて、正直それどころじゃないということも往々にしてあるかと思います(我が家もそうでした^^;)。
少し時間が出来たときに、タイミングが合いましたらぜひ利用してみてください。
目まぐるしく変わっていく世の中ですが、郵便を活用する人が増えて欲しい・意義深いこの制度が今後も続いていって欲しいとの願いを込めて、記事を終わります。
参考サイト:
プレスリリース 青い鳥郵便葉書の無償配布









